とあるきっかけでApple iPhone 4を中古で入手したのでフォトレビューしたいと思います。購入のきっかけは、SoftBankの4GなAndroidのSIMを刺して通話しようと試みたことです(結局できませんでしたが)。実はiPhone 4Sは使用したことありましたが4年前のことなので使用感の記憶はほぼありません。少し懐かしみつつ本体に触れてみました。
正面・背面
今は亡き四角いマークがホームボタンにプリントされています。iOSデバイスらしさを象徴しています。
背面はiPhone 8以降で復活したガラスです。カメラは出っ張りがなく机に置いてもガタつきません。iPhoneロゴの下に細かく情報が印字されていますが、上下のバランスのよい配置、印字面の光沢があるのでうまく全体のデザインに溶け込んでいます。
上部・下部
上部にはiPhone 5以降から下部に移動したイヤホンジャックと、iPhone 6以降から右側面に移動した電源ボタンがあります。
マイク、スピーカーのは位置は現行モデルも変わっていませんが、LightningコネクタではなくDockコネクタが搭載されています。
右側面・左側面
ボリュームキーにはプラスとマイナスの凹凸が刻まれています。
SIMトレイは今と変わらない形式です。
ななめ
電源ボタンとボリュームキーが向かいの位置ではないので、音量操作をしたらうっかり電源ボタンを押してしまうようなことは起こりません。iPhone 6以降ではなぜか電源ボタンとボリュームキーが向かいの位置にあります。うっかり両ボタンを押してもソフトウェアで片方のみの操作が優先されるようになっていますが、個人的には操作感が少しもやっとします。
ディスプレイ
画面サイズは3.5インチと5インチ前後の大画面に慣れてしまった現代では実用的ではないサイズです。しかし解像度は640×960、画素密度にして326ppiとコンテンツを美しく再現できる仕様となっています。画面サイズが片手操作が楽な小ささなので、iOS特有のアイコンが自由な場所に配置できない仕様も気になりません。
iOSは7.1.2止まり
iOSは7.1.2までアップデートされました。初期搭載のiOS 4.0では多分動作はそこそこ良かったと思いますが、この状態ではガックガクでほぼ使い物になりません。
コントロールセンターは1画面のみの使いやすいデザインです。
所感
今となってはとても懐かしみを感じるデザインです。個人的な意見ですが、iPhone 6以降の全体的に丸みを帯びたデザインよりもiPhone 5以前の角張ったデザインが好きです。iOSのアイコンの配置の制約も画面サイズが小さいからこそ生きるのであって、最近の大画面なiPhoneには適していないと思います。
このiPhoneは実用できない状態なので脱獄して遊びたいと思います。