Moto G5 Plus 約1ヶ月間使用レビュー

Moto G5 Plus 約1ヶ月間使用レビュー

MotorolaのMoto G5 Plusを約1ヶ月間使用したので気づいた点などを述べたいと思います。

必要十分なレスポンス

Snapdragon625、RAM 4GBを搭載しています。私は3Dゲームなどで端末を酷使しませんがそれ以外の用途では必要十分に動作しました。ブラウジングやちょっとしたゲームに十分対応してくれます。Wi-Fiは802.11nで5GHz帯に対応しているのでデータ通信にも満足です。

しかし唯一不満だったのは、Twitter公式アプリで長めにタイムラインをスクロールすると引っ掛かりがあることです。

電池持ちは普通によい

搭載SoCが省電力性に優れているので電池持ちは普通に良いです。私があまりゲームなので端末を酷使してないせいもありますが、1日中Twitterやブラウジングをしても10時間くらいはバッテリーが温存できました。

Android 7.0搭載 セキュリティパッチレベルは1月のまま

比較的最新のOSのAndroid 7.0 Nougatを搭載しています。加えてあまりUIがカスタマイズされていない素のAndroidです。しかしこの投稿の執筆時の5月でもAndroidセキュリティパッチレベルは2017年1月1日のままです。この点は少し残念です。

※追記:アップデートが行われ、2017年8月7日の時点のセキュリティパッチレベルは2017年3月1日です。

メタルボディで質感良し

前作のMoto G4 Plusは樹脂製のボディでやや質感は劣っていましたが、今作はとても良い質感となっています。

バイブの質が大変良い

バイブレーションの品質がとても上品で良いと思います。変に強すぎず弱すぎず場合に応じて適切な加減で作動します。少なくともASUSのZenFone 3 ZE520KLよりは良いバイブレーションです。

カメラは良い ただうまく撮影するには条件あり

メインカメラにはSamsungのGalaxy S7シリーズに搭載されているデュアルピクセル・オートフォーカス技術が採用されているのでフォーカシングがとても高速で驚きました。加えてレンズがf1.7であるため、ほとんどシチュエーションで明るくきれいに写真撮影が可能です。

しかし明るく撮影可能なレンズを搭載していますが、夜間や屋内での撮影は苦手なように思えました。日中の屋外ではきれいに撮れるので撮影環境に写真の出来上がりが左右されてしまうようです。

尚、光学手ぶれ補正は非搭載のため本体をしっかり構える必要があります。

マナーモード時でもシャッター音が鳴ってしまいますが、フォーカス音はマナーモード時もそれ以外の時も鳴りません。

カメラの出っ張りが気になる

カメラの出っ張りがあります。机に置いてタッチするとき画面正面のタッチではガタつきませんが、右上と左上の角あたりはガタつきます。私はラギットケースをつけて運用していますがそれでも若干ガタつきがあります。

指紋センサーは爆速

指紋センサーの認証速度はとても速いです。精度も高く快適です。画面がスリープされている状態から認証可能なので、指紋認証の速度も相乗されて本体のロック解除の煩わしさがとてもありません。当たり前ですが汗などの汚れがあるときは認証の精度は落ちます。

尚、とある媒体で指紋センサーが感圧式という記載がありますが、静電容量式の普通にタッチするタイプです。

ワンボタンナビは画期的 しかし慣れが必要

前面の指紋センサーをタッチパッドのように利用できる「ワンボタンナビ」という機能があります。タッチでホーム、左スワイプで戻る、右スワイプで履歴を割り当てることができます。左と右スワイプの割り当ては逆にすることが可能。ワンボタンナビの有効時は画面のナビゲーションバーが非表示になり、画面を少し広く使うことができます。どの操作もバイブレーションのフィードバックがわずかにあります。

机に置いて使うなど本体が安定した場所にあるシチュエーションでは使いこなすことができますが、持ち歩いて本体を握って使う時はうまく操作できませんでした。スワイプしたつもりなのにタッチと判定されホームに戻ってしまうことが多々ありました。

もちろん通常のAndroidのようにナビゲーションバーを画面上に表示できます。その際ワンボタンナビは無効になります。

指紋センサー長押しで画面ロックが可能

指紋センサーの活用はワンボタンナビだけでけではありません。長押しすることで画面をロックすることができます。これがとても便利に感じました。手に持って使う時も机に置いて使う時も重宝しています。

ワンボタンナビ有効時はNow On Tapの作動のバイブレーション後にもう一度バイブレーションが起こり画面がロックされます。

ナビゲーションバーのアイコンの幅が広い

通常のAndroidよりもナビゲーションバーのアイコン同士の間隔が広いと感じました。設定からは変更できませんが、あるアプリを用いることで解消できました。導入は自己責任でお願いします。

Moto Actionsが便利

先ほどのワンボタンナビを含めて様々なジェスチャー機能が搭載されています。「手首をひねってQuick Capture」は画面ロック時でも解除時でもどんな場面からでも行えるので便利です。

SIM 2枚 microSD同時利用可

SIMカードを2枚刺すことができデュアルSIMデュアルスタンバイにも対応しています。他社製品では2枚目のSIMカードとmicroSDカードのスロットが同じスロットとなっている排他的な仕様が多いと思います。しかしG5 PlusはSIMカード2枚とmicroSDカードを同時に刺すことができます。トレイの片方の面にSIMカード2枚、片方の面にmicroSDカードを装填することで実現しています。

受話スピーカーと通常スピーカーが一体

電話で受話するスピーカーと通常のスピーカーの場所が兼用されています。デメリットがあるわけではありませんが通常時に本体下部より正面から音が鳴るのは良いと思います。

ブートアニメーションが派手

電源を完全に落としている状態から電源を付けた時のアニメーションが派手です。特に感想はありませんが、デフォルトでは音楽も同時に流れるので少し注意が必要です。設定で音楽はオフにできます。

価格が比較的安い

Snapdragon625、RAM 4GBを搭載している似たようなスペックの他社製品に比べて価格はやや安めと思います。格安とは言えませんが、ほとんどのショップで4万円を切っているのでこの点はもっと注目されるべきと思います。

NFCの感度が弱すぎる

カメラの上部あたりにNFCが搭載されていますがかなり感度が弱いです。対象としっかり密着させないと認識してくれません。少なくともケース越しの利用は難しいです。

物理ボタンが貧弱

本体側面のボリュームキーと電源キーの作りが弱々しい気がします。初期不良かと思いましたが家電量販店の実機でも同じ状態でした。陥没してしまわないか少し心配です。

まとめ

使用してみて概ね満足しています。しかしカメラ性能に最も不満があります。Motorolaとしてカメラ性能をプッシュしているのにも関わらず、チューニングがいまいちかなと思いました。ハードウェアは素晴らしいのでアップデート等で改善されることを期待しています。それ以外の点は良いと思います。ゲーム等で端末を酷使する用途でなければあらゆる用途に十分に対応できます。UIもメーカー独自のものではなくシンプルな素のAndroidなので使いやすさにも優れています。私はこのMoto G5 Plusを好きになりました。

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