Chrome OSの仲間、CloudReadyを簡単に紹介 Windows 10 Sに対抗してほしい

Chrome OSの仲間、CloudReadyを簡単に紹介 Windows 10 Sに対抗してほしい

Microsoftが発表した「Windows 10 S」がGoogleのChromeBookの対抗馬として注目されていますが、アメリカNeverware社のChromium OSの「CloudReady」について紹介していこうと思います。

Chromium OSとは、ChromeBookに搭載されている「Chrome OS」のオープンソース版です。Androidのようにソースコードが配布されており、これをNeverware社が製品化したものが「CloudReady」です。導入したPCでの作業は主にWebアプリ上で行います。

企業や組織ではなく個人での導入及び利用は無料です。USBメモリから直接ブートすることができるので、動作確認のために手軽に試用することができます。

動作が軽量

CloudReadyはChrome OSとほとんど同じOSです。Chrome OSと同じ特徴が継承されており、同様にCloudReadyも軽量なOSとなっています。PCの起動、終了及びレスポンスがとても快適です。

私も中古PC(Intel Core i5 650、RAM 4GB、HDD)で使用してみましたが十分に動作しました。

導入時にハードウェアを新たに用意する必要がない

CloudReadyはUbuntuのように動作要件を満たすほとんどのPCに導入することができます。動作要件の1つに、なんとおよそ10年前までに発売されたPCであることが含まれます。さらにNeverwareが動作検証した機種の中にはWindowsPCに限らずMacPCも含まれています。

低コストな教育機関向けエディション

このエディションは学生1人につき1年間1ドル、1デバイスにつき1年間15ドル、永久ライセンスは59ドルとなっています。ライセンスによって期間の縛りがありますが、Windows 10 SマシンやフルのWindowsライセンスの値段よりも格安となっています。

管理者はCloudReadyが導入されたPCをクラウドベースで管理することができます。

Office 365が統合されたエディションあり

エディションの1つにMicrosoftのOffice 365サービスがCloudReadyと統合されたものがあります。シームレスにOffice 365サービスが利用でき、導入コストは普通の教育機関向けエディションと同じです。

所感

CloudReadyは海外で600の教育機関に導入されているようですが日本ではまだです。

古いPCが利用可能であることなど導入負担が少ないので、活用用途さえ合えば日本の教育機関でも活躍できるのではと思います。Windows 10 Sに注目が集まっていますが、Neverware社のCloudReadyを私は陰ながら応援しています。

個人でも古いPCを持ってる人はぜひ試用してみてCloudReadyの良さを味わってほしいと思います。(導入、利用は自己責任でお願いします。)

参考:Neverware